赤ひげ会のブログ

タイ東北地方で活動しているアジア子ども教育センター(ACEC)の支援を行っています

赤ひげ会の成り立ち

赤ひげ会の発足は2010年、赤石ゼミのタイツアーに参加したメンバーが有志で支援を始めたことがきっかけです。

 

ACEC(アジア子ども教育センター)はODAや企業の支援を一切受けず、日本各地の支援者の力によって活動が成り立っています。「安定かつ長期の活動資金の調達」を行うことによって、企業や国の影響を受けずにACECの基本理念を貫く活動を行っています。

 

                  基本理念…支援される側に立った支援活動

 

この基本理念に賛同した有志メンバーが、まずは期限を決めて毎年送金しようと決めて、毎年欠かさず支援を続けてきました。

 

当初予定していた期限を過ぎた後も、毎年送金を続けています。それは、ACECの活動を応援し基本理念を貫いて活動してほしいからです。ODAや企業からの資金では、お金を「出す側」の思惑が働き、支援される側、すなわち現地に寄り添った活動が実現しにくい事情があるからです。

 

送金は毎年2回、3月と9月に行っています。1人あたりの支援金額に決まりは無く、一口千円から始めてます。

 

そして、送金完了した後は報告会を兼ねた集まりを池袋周辺で行い、ACECの活動について最新情報を共有しています。

 

いま、赤ひげ会では支援の輪を広げる取り組みをしています。これまでACECと関わったことがある人へ支援の協力を呼びかけています。

 

学生時代にACECと関わったことがある方、農村滞在を経験された方、もしよかったら赤ひげ会を通じてACECへカンパしませんか?

 

学生時代は現場主義を実践する為に足しげく海外へ足を運んだ人も、卒業し社会人になり、時間が経つにつれ当時の想いは薄れてしまうと思います。また、結婚や子育てなどでそれどころではない!という方もいらっしゃると思います。

 

私自身も9ヶ月になる子どもを育てながら、仕事との両立でヘトヘトな日々を過ごしていますが、子どもが生まれたから気づいた事があります。それは

 

「未来ある子どもたちを守るのが大人の役目。不幸な子どもを無くしたい」

 

という気持ちです。教育を受ける機会を貧困が原因で奪われたり、出稼ぎに行く両親と離れ離れになるなど・・・もし、自分の子どもが同じ境遇に遭ったら、とイメージすると胸が締め付けられます。

 

私はたまたま学生時代タイの貧困問題を学び、イサーン(タイ東北地方)で農村滞在を経験するなど現場に目を向けていました。だから、現地の匂いや空気がすぐに浮かんできます。ACECを通じてとても貴重な経験をさせてもらいました。ですが、恩返しをしてきませんでした・・・

 

そんな私が、2013年から続けている事があります。それは資金援助です。社会人になり、お金の余裕が生まれました。大した金額ではありませんが、継続して支援を続ける事でACECを応援しています。そして、赤ひげ会に参加し宣伝活動も行うようになりました。

 

このブログを通じて、皆さんが学生時代に感じたイサーンへの思いやACECへの思いを蘇らせたい、そしてACECを助けてほしいという願いを込めています。

 

もし、ご協力頂ける方がいらっしゃいましたらコメント欄にご記入ください。こちらからご連絡いたします。

 

よろしくお願いします。

 

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