赤ひげ会のブログ

タイ東北地方で活動しているアジア子ども教育センター(ACEC)の支援を行っています

赤ひげ会の集まりがありました

10月31日、池袋にて赤ひげ会の集まりが開催されました。

赤石先生を始め赤ひげ会メンバーや赤石ゼミ4年生など10名が集まりました。

 

まず、10月1日に行われました送金報告から。赤ひげ会では、送金後に集まり口座の写しをメンバーに配布し確認を行っています。今回の送金は8名から頂いた17万円のうち、手数料4千円を除いた16万6千円がACECへ送られました。ご賛同いただき、ありがとうございました。

 

次に、赤石先生より9月のコンケン訪問について報告がありました。主な内容は・・・

①ACECスタッフの人件費は年間120万円。これは毎年、杉浦氏が面倒を見ているもので、今も額は減少しているが60万円ほどの送金は続いている。

②いまACECが事務所に使っている家は、お坊さんも寝泊まりする場所としても使用されている。山間部から降りてきたお坊さんの宿泊場所として、有名なお坊さんグループも利用する重要な場所になっている。その結果、お寺から物資など得られるようになった。

③ACECの活動は学校側からのニーズが高い。今後の課題として若い世代の人材育成。

 

この話の後、赤ひげ会の今後についてもメンバーで議論が始まりました。赤ひげ会は5年の期限つきで支援を行う有志の集まりだったのに、気づいたら期限を超えて支援をしているが、このまま続けていいのか?ACECから発信される活動内容が乏しかったり、熱意や声が届かない事への不満など、核心突いた話がされました。

その場で結論は出ませんでしたが、ACECを今後も支援し続けていくのであれば、今のままでは無理があり、先細りしちゃうという危機感は浮き彫りになりました。

とても難しい課題に直面していますが、一方でACECの活動を必要としてるイサーンの子ども達がいることを忘れるわけには行きません。問題の解決に取り組まなければ何も変わりませんので、まずはACECの活動内容をもっと日本側で発信できるよう、赤ひげ会の想いをACECへ伝えたいと思っています。