２月２０日、ガラシン県ノンタオハイ・ノンゲー学校で開催された移動寺子屋教室に参加しました。
ノンタオハイ・ノンゲー村はACECの事務所があるコンケーンから東へ約60km、ガラシン県にあります。ガラシン県に向かう車窓にはサトウキビ畑が広がり、収穫したサトウキビを荷台に目一杯詰め込んだトラックをたくさん見かけました。この付近一帯は、サトウキビの栽培以外にもキャッサバ、ゴムの木栽培が盛んな地域です。
ノンタオハイ・ノンゲー学校は全校生徒60名です。幼稚園、小学校、中学校が一緒になっています。先生は11名在籍しています。この日は49名の生徒が参加していました。
ニッタヤー先生が元気よく挨拶をして移動寺子屋教室はスタートしました。日本から来たゲスト（赤ひげ会メンバーの河崎）の紹介もしていただき、日本語とタイ語で「おはよう」と交わしました。
アイスブレイクが始まりました。まずは「ようこそのうた」です。移動寺子屋教室ではお馴染みのうたで、うたいながら日本語に触れることができます。また、曲に合わせて振り付けをするゲームもみんな楽しんでいました。
学年ごとに散らばり、塗り絵や本を読む時間に移りました。想像力や考える力を大切にしている移動寺子屋教室。塗り絵に夢中になる子もいれば、絵本を読んで楽しんでいる子どもなど様々です。
移動寺子屋教室では、子どもたちに意見を言ってもらう機会をたくさん設けています。みんなの前で考えを発表するのは勇気がいり大変ですが、ニッタヤー先生はフォローしてくれます。そして、がんばったご褒美も準備しています。この日は下敷きや物差し、コップなどをプレゼントしました。
後半は民芸品作りでした。村の特産品らしく、紐を編み込んでブレスレット作りをみんな夢中で取り組んでいました。
最後は、子どもたち全員におやつのお土産を渡します。これも移動寺子屋教室では恒例との事で、私も日本からお菓子を持って行きました。
移動寺子屋教室は9時から始まり、お昼に終了しました。学校の先生方もとても協力的で、みんな移動寺子屋教室を楽しんでいるのが印象的でした。ACECが現地に寄り添い、信頼関係を築いているから出来る活動だと思いました。これからも活動を続けていけるよう、ブログを通じて情報発信をしていき、支援の輪を広げていけるよう頑張ろう！と胸に刻み活動見学は終了しました。
移動寺子屋教室の様子はこれまでもFacebookに写真がアップされていましたが、雰囲気を伝えたいと思いムービー撮影もしています。ぜひこちらもご覧ください。
2019/2/20 ACEC移動寺子屋教室（ノンタオハイ・ノンゲー学校）
移動寺子屋教室の様子が少し伝わりましたでしょうか？ニッタヤーさんとパンヨーさんを久しぶりに見た方もいらっしゃるのではないでしょうか？
お二人とも元気です。そして、変わらぬ優しさで迎えてくれました。これからもACECの活動を継続していくには、例えば農村へ行くガソリン代や子どもたちへのお菓子代など資金が必要です。もちろんお二人のお給料もです。この先、資金繰りが厳しくなる事が予想されています。どうか、ACECへのご支援をお願いいたします。
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