初のオンラインミーティング②
こんにちは。先週、コンケンのニッタヤー夫妻と赤石先生、盛岡あすかさん、河崎のメンバーでオンラインミーティングを開きました。コロナ禍で自由にタイ訪問ができなくなり、活動に制限が生まれていますが、オンラインを活用して新たなACEC支援の形を考えるきっかけにしたいと思い開きました。今回のミーティングでは「オンラインを活用したACEC支援について」をテーマに色々な構想について話をしました。また、最近のACECの活動についても聞いてみました。報告の続きです。
⑤ACECの活動について
前回ニッタヤーさんより、コロナの影響で県を跨ぐ移動に制限があり、思うように活動が出来なかったと教えてくれました。現在は様子を見ながら移動できる箇所の学校へ訪問しているそうです。しかし、政府の政策が日に日に変わり学校に思うように行けないとの事です。
そこで、学校と学校の先生達に本を贈る活動を行なっています。本はタイ人からの寄付で賄われています。また、おもちゃや自転車の寄付なども行いました。
こちらの写真は2月9日、ブリラム県の学校で活動した時の様子です。訪問時間が短かったため、おもちゃや本をプレゼントして帰りました。
《Trikamsrianusorn School, Burirum Province 》
《自転車の寄付について》
子ども達が通う学校は家から2キロほど離れています。学校までの移動手段は車か乗合バス(ソンテウ)しかなく、お金が無い子は乗れないという問題があります。そこでニッタヤーさんの学生時代からの友人で教員をしている方からのアドバイスを受け、自転車を寄付しました。自転車を子どもに使ってもらう事でお金をかけずに学校に通うことができます。
現在2台寄付しています。まだまだ数は足りませんが、来月も寄付を予定しています。
自転車を寄付した1人目の男の子です。父と母は離婚し、母は行方不明です。父はバンコクで出稼ぎをしているが音信不通です。現在おばあちゃんと暮らしています。おばあちゃんは64歳で日雇いの仕事(サトウキビを切る仕事)をしていますが仕事は不定期です。一日働いて60〜70Bの収入を得ています。
自転車を寄付した2人目の女の子です。小学1年生です。父は行方不明、母は精神疾患があり育児放棄しています。母は出稼ぎはせず村周辺に居るそうですが家族との関わりを持っていません。現在85歳になるおじいちゃん、88歳になるおばあちゃんと暮らしています。
《奨学金支援について》
同じ学校に通う中学3年生の女の子の奨学金支援を行いました。彼女は障害を持っています。思考力や喋るのが遅いといった障害があります。彼女が通う学校に障害学級はありませんので通常教室に通っています。両親は離婚し、双方それぞれ彼女を捨てて新しい家庭を持っています。現在はおじいちゃん、おばあちゃんに育てられています。将来はエステティシャンになるのが夢です。
以上でオンラインミーティングの報告は終了です。また来月もミーティングを開く予定です。
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赤ひげ会では支援へのご協力をお願いしています。一口1千円から、何口でも構いません。ACECの活動をサポートし、未来ある子供たちへの持続的な支援のために、ご協力よろしくお願い致します。
振込先
ゆうちょ銀行
店名 008(ゼロゼロハチ)
口座番号 7729456
名前 アカヒゲカイ
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